善意の第三者と善意で無過失の第三者の違いとは

善意のみで第三者が保護されるパターンは
心裡留保虚偽表示です。
表意者側が悪いので過失までは求められません。
善意無過失で第三者が保護されるパターンは
錯誤取消詐欺取消です。
勘違いや騙されて意思表示をしているため表意者側にも同情の余地があるとして第三者の保護要件が重くなっています。
なお善意無過失でも第三者が保護されないパターンもあります。
強迫については第三者が善意無過失でも強迫を受けた人が優先して保護されます。

この記事を書いた人
京都安心行政書士事務所

【保有資格】
・行政書士(日本行政書士会連合会登録/京都府行政書士会所属)・ファイナンシャルプランニング技能士3級(資産設計提案業務)・宅地建物取引士試験合格

京都安心行政書士事務所をフォローする
お問合せはこちらからどうぞ

ご相談以外にもご質問も歓迎しております。
お気軽にご連絡くださいませ。

行政書士試験