特例市と特別市の違いとは

特例市とは現在は廃止された制度で人口20万人以上の市を言います。
現在人口20万人以上の市を中核市といい、人口50万人以上の市を政令指定都市もしくは単に指定都市と呼びます。

一方、特別市は都道府県から独立する政令指定都市のことをいいます。
特別市は政令指定都市より大きな権限を持っていて市でありながら都道府県のような扱いとなります。
2024年現在はまだ誕生していません。

ちなみに総合区は政令指定都市で行政区より大きな権限を持つ区のことをいいます。
2024年時点で総合区を設置している指定都市はまだありません。
行政区とはたとえば京都市の下京区のような政令指定都市に設置される区のことをいいます。
東京都の23区は特別区です。

まとめるとこのような関係となります。
市<特例市<中核市<政令指定都市(行政区<総合区)
都道府県=特別市(元政令指定都市)

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京都安心行政書士事務所

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・行政書士(日本行政書士会連合会登録/京都府行政書士会所属)・ファイナンシャルプランニング技能士3級(資産設計提案業務)・宅地建物取引士試験合格

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