わかりやすく行政書士勉強ガイド

相殺とは双方の債務を消しあうことです。相殺は勝手にはされないため主張(=援用)しなければなりません。相殺を主張することが相殺の援用です。

引換給付判決とは、民事訴訟において、被告から同時履行の抗弁権や留置権の主張が出された場合に、原告の請求権を認めるものの、同時に、被告に対して給付をするよう、原告に命じる判決です。請求権は認めるけど引き換えに渡してねという判決のことです。

「行政行為」は「法律行為的行政行為」「準法律行為的行政行為」にわけられます。「法律行為的行政行為」とは法的効果が発生する行政行為です。「下命・禁止」「許可」「免除」という命令的行為と「特許」「認可」「代理」という形成的行為があります。「準法...

行政権とは行政を行う権能のことです。裁量権とは行政庁が行政行為を行う際の判断の余地のことです。

まず「行政主体」とは、国や地方公共団体のことです。他にも独立行政法人や特殊法人等があります。独立行政法人は、国がやる必要はないけど民間にも任せられないようなことをする法人です。国立公文書館や造幣局があります。ちなみに独立行政法人は① 中期目...

都市計画事業の認可処分に対して周辺住民が取消処分を求めた訴訟です。結論として処分に違法はなく周辺住民の訴えは棄却されました。行政庁の処分の裁量権が違法となるときはどういうときかが判決で示されました。 都市施設の設置に関する決定については、決...

「行政上の強制手段」は「行政強制」と「行政罰」にまず大きくわけられます。さらに「行政強制」は「行政上の強制執行」と「即時強制」にわけられます。そして「行政上の強制執行」は①代執行②執行罰③直接強制④強制徴収の4種類があります。一方「行政罰」...

一般概括主義とは、行政処分に該当し、法律に例外のある場合を除いて、原則的に全ての処分について訴訟の提起を認める方法のことである。→概括とはまとめてという意味で、原則なんでも不服申し立てできますよということです。

争点訴訟は民事訴訟です。しかし、その訴訟の争点が行政の処分や裁決が有効であるか無効であるかという場合に提起する訴訟です。

まず債権とは、他人に対して何らかの行為を請求する権利です。請求権とは請求をすることができる権利です。請求権は債権の作用であり、債権には請求権が含まれています。 民法295条では、他人の物の占有者がその物に関して生じた債権を有する場合、その債...