行政書士試験 損益相殺とは 損害を受けたときと同時に利益を受けた場合、賠償額から利益を控除するということです。損害を受けたのに利益が出たとはどのような場合か具体例でいうと、不法行為によって建物が焼けました(損害)、同時に火災保険金をもらいました(利益)。損害賠償額から... 2024.08.12 行政書士試験
行政書士試験 ヤミ金から借りたお金(貸付金)は返さなくていい ヤミ金からお金を借りた場合、違法な利息を返さなくていいというのはなんとなくわかりますが、貸付金自体も返さなくていいことになっています。30万借りて返済しなければ30万の利益が生まれるわけですが法律では返さなくていいことになっています。これは... 2024.08.12 行政書士試験
行政書士試験 養育費は賠償金から控除されない理由 年少者が事故で死亡したときの賠償金の支払いで養育費が控除されるかどうかが争われました。結論、表題の通り養育費は賠償金から控除されません。なぜかというとこの賠償金の支払いはあくまで死亡した年少者自身の損害を賠償することで、損害賠償請求権は親が... 2024.08.12 行政書士試験
行政書士試験 委任契約と請負契約の違い 委任契約・・・相手に行為を依頼して相手が承諾すること。原則無報酬。請負契約・・・仕事の完成に対して報酬を支払う契約。委任契約は行為を行えば債務履行となりますが請負契約は完成を必要とします。なので報酬も当然必要となってきます。 2024.08.12 行政書士試験
行政書士試験 自働債権と受働債権の違いとは まず自動、受動ではなく自働、受働です。漢字の意味からも自ら働きかける債権が自働債権になります。自分から働きかけて債権を相殺しようとするときは自働債権。相殺を受けるときは受働債権です。ここまではわかりやすいと思いますがややこしくなるのが不法行... 2024.08.12 行政書士試験
行政書士試験 差押え後の相殺について 民法511条についてわかりやすく解説します。 まず条文がこちらです。(差押えを受けた債権を受働債権とする相殺の禁止)第511条1項 差押えを受けた債権の第三債務者は、差押え後に取得した債権による相殺をもって差押債権者に対抗することはできない... 2024.08.12 行政書士試験
行政書士試験 先取特権と物上代位の違いとは 先取特権は他の債権者より早く弁済を受けることができる権利です。物上代位は目的物の価値が変換されたものに対して権利を行使できることです。 先取特権は複数の債権者がいるときに。物上代位は目的物が転売されたり、滅失して保険金が下りたりしたときに使... 2024.08.12 行政書士試験
行政書士試験 代金が未払いの場合の動産先取特権とは 通常売買契約を交わし動産を引き渡すと所有権は売主から買主に移転します。これは代金が未払いであっても移転します。この未払いの代金を回収するには動産先取特権を行使できます。動産先取特権とは他の債権者に先立って弁済を受ける権利です。売主が第三者に... 2024.08.11 行政書士試験