行政書士試験

設立時取締役と取締役の違い

設立時取締役とは会社の設立時の取締役のことです。取締役は会社の設立後の取締役のことです。なぜこのようにわざわざ分けているかというと会社が存在していない段階では取締役も存在できないため、便宜上、設立時取締役というものがあります。つまりわかりや...
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前の遺言と後の遺言との抵触とは

民法、第1023条【前の遺言と後の遺言との抵触等】からです。① 前の遺言が後の遺言と抵触するときは、その抵触する部分については、後の遺言で前の遺言を撤回したものとみなす。② 前項の規定は、遺言が遺言後の生前処分その他の法律行為と抵触する場合...
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損益相殺とは

損害を受けたときと同時に利益を受けた場合、賠償額から利益を控除するということです。損害を受けたのに利益が出たとはどのような場合か具体例でいうと、不法行為によって建物が焼けました(損害)、同時に火災保険金をもらいました(利益)。損害賠償額から...
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ヤミ金から借りたお金(貸付金)は返さなくていい

ヤミ金からお金を借りた場合、違法な利息を返さなくていいというのはなんとなくわかりますが、貸付金自体も返さなくていいことになっています。30万借りて返済しなければ30万の利益が生まれるわけですが法律では返さなくていいことになっています。これは...
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養育費は賠償金から控除されない理由

年少者が事故で死亡したときの賠償金の支払いで養育費が控除されるかどうかが争われました。結論、表題の通り養育費は賠償金から控除されません。なぜかというとこの賠償金の支払いはあくまで死亡した年少者自身の損害を賠償することで、損害賠償請求権は親が...
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委任契約と請負契約の違い

委任契約・・・相手に行為を依頼して相手が承諾すること。原則無報酬。請負契約・・・仕事の完成に対して報酬を支払う契約。委任契約は行為を行えば債務履行となりますが請負契約は完成を必要とします。なので報酬も当然必要となってきます。
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自働債権と受働債権の違いとは

まず自動、受動ではなく自働、受働です。漢字の意味からも自ら働きかける債権が自働債権になります。自分から働きかけて債権を相殺しようとするときは自働債権。相殺を受けるときは受働債権です。ここまではわかりやすいと思いますがややこしくなるのが不法行...
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差押え後の相殺について

民法511条についてわかりやすく解説します。まず条文がこちらです。(差押えを受けた債権を受働債権とする相殺の禁止)第511条1項 差押えを受けた債権の第三債務者は、差押え後に取得した債権による相殺をもって差押債権者に対抗することはできないが...
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第三債務者とは

債務者に金銭を支払う義務を負っているものです。債権者→債務者→第三債務者債権者からみて第三者の債務者ということですね。
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連帯債務の混同とは

連帯債務者のひとりだったものが相続などによって債権者の地位になることです。連帯債務者が弁済した扱いとなり債務は消滅します。