現在、申請手続きを進めていますが結構複雑な印象です。
複数ある申請の手引きを読まなければ申請できないようになっています。
そんな小規模持続化補助金の申請手続きについて解説します。
step1 小規模持続化補助金のホームページを確認する。
申請期間など基本的なことはホームページに載っています。
小規模持続化補助金<創業型>第1回の締め切りは2025年6月13日までです。
step2 ガイドブックをまず読んでみる。
https://r6.jizokukahojokin.info/sogyo/doc/r6_guidebook_sogyo1.pdf
概要としてまずは目を通しておきます。
step3 公募要領を確認する。
https://r6.jizokukahojokin.info/sogyo/doc/r6_koubover2_sogyo1.pdf
ガイドブックより詳細に書かれています。
一度読んでみて自身の事業に持続化補助金が必要かどうかを判断しましょう。
人気のホームページ作成やウェブ広告はウェブサイト関連費という扱いになり、ウェブサイト関連費のみでは申請できません。
チラシなど他の販路開拓等の取り組みと組み合わせて申請する必要があります。
さらにウェブサイト関連費は全体の補助金の1/4までしか補助されません。
例えば200万円の補助金を申請する場合
総経費:300万円
ウェブサイト関連費以外の経費:250万円
ウェブサイト関連費:50万円
総経費300万×2/3で200万円の補助金となります。
ウェブサイト関連費50万円は200万円の補助金の1/4=50万円以内なので全額対象となります。
一方、同じ200万円の補助金を申請する場合でも
総経費:300万円
ウェブサイト関連費以外の経費:50万円
ウェブサイト関連費:250万円
総経費300万×2/3で200万円の補助金となるところですが
ウェブサイト関連費250万円は200万円の補助金の1/4=50万円を超えているので補助金が申請できません。
総経費:180万円
ウェブサイト関連費以外の経費:150万円
ウェブサイト関連費:30万円
総経費180万×2/3で120万円の補助金となります。
ウェブサイト関連費30万円は120万円の補助金の1/4=30万円以内となり全額が対象となります。
このようにウェブサイト関連費の補助金を増やそうとする場合、ウェブサイト関連費以外の経費も増やす必要があります。
step4 GビズIDの取得しJグランツにログインする
今回の補助金はJグランツというサイト上から申請を行います。
JグランツにログインするためにはGビズIDのアカウントが必要になってきます。
なのでGビズIDのアカウントを作成し、そのあとJグランツにログインします。
そしてJグランツに「Jグランツ申請入力手引き」があるのでまたそれも読みましょう。
https://r6.jizokukahojokin.info/sogyo/doc/r6_jtebiki_sogyo1.pdf
さらに同じ画面下に参照URLとして手引きがまとめられています。
■参照URL(申請を行う前に必ず下記URLを参照・熟読してから申請してください。)
そこに後に添付が必要となるファイルも含まれているのでダウンロードしておきます。
様式集のダウンロードはおそらくここの画面からのみのようです。
step5 Jグランツ上で必要事項を入力する
申請のための入力を行います。
この入力が申請書の様式1になります。
次の内容はシステムに直接入力します(添付の必要はありません)
・小規模事業者持続化補助金<創業型>に係る申請書(様式1)
基本的には画面に沿って入力をしていきますが、途中で申請書類の添付が必要となってきます。
また添付の際はファイル名が指定されていることも注意が必要です。
step6 申請書類の作成と添付
個人事業の場合は以下の書類が必要となってきます。
・ 経営計画書兼補助事業計画書①(様式2)
・ 補助事業計画書②(様式3)
・ 事業支援計画書(様式4)
・ 補助金交付申請書(様式5)
・ 宣誓・同意書(様式6)
・ 「認定市区町村」または「認定市区町村」と連携した「認定連携創業支援等事業者」が 実施した「特定創業支援等事業」による支援を受けたことの証明書[写し]
・創業計画書等 [写し]
・直近の確定申告書
(【第一表、第二表および収支内訳書(1・2面)】もしくは【第一表、第二表および所得税青色申告決算書(1~4面)】)
※決算期を一度も迎えていない場合は【売上台帳等(任意書式)】[写し]
・開業届[写し]
基本的にはすでに手元にある書類が多いのですが
様式2と様式3は新規でしっかりと作成しなくてはなりません。
以上、2025年小規模持続化補助金<創業型>第1回の申請について途中まで紹介しました。
②で続けて解説していきます。
ご参考になりましたら幸いです。

