表見代理とは

表見代理とは有権代理と同様の法律上の効果を認める制度のことです。
表見代理人がいるわけではありません。
どういったときに表見代理が成立するかというと
無権代理人が代理権を有しているようにみえるような事情が本人の落ち度によって生じている場合に成立します。
例えば、本人が実際には代理権を有していない者を代理人として紹介した場合などです。
無権代理人の相手方は善意無過失であれば表見代理が成立し、
本人に対して契約の履行を請求できます。
また無権代理人に対しては損害賠償請求または契約の履行請求ができます。

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