議決と承認と承諾の違いとは

議決と承認と承諾の違いについてわかりやすく解説

憲法第87条には
予見し難い予算の不足に充てるため、国会の議決に基いて予備費を設け、内閣の責任でこれを支出することができる。
2 すべて予備費の支出については、内閣は、事後に国会の承諾を得なければならない。
とあります。
予備費を設けるときは「議決」、事後だと国会の「承諾」になるよ。
議決とは議会の意思を決定すること。
議決の種類として可決、認定、承認、同意、採択があるよ。
ちなみに外国と条約を結ぶときは国会の「承認」が「事前」にいるよ。
どれも似たような意味だけど「事後」だから「承諾」が使われているみたいだよ。

微妙なニュアンスの違いがあるんだね。

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京都安心行政書士事務所

【保有資格】
・行政書士(日本行政書士会連合会登録/京都府行政書士会所属)・ファイナンシャルプランニング技能士3級(資産設計提案業務)・宅地建物取引士試験合格

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