内閣が結局総辞職する意味についてわかりやすく解説
衆議院が内閣不信任決議をした場合、内閣総理大臣は10日内に「衆議院解散」もしくは「内閣総辞職」を選ぶことができます。
でも衆議院解散をしても結局内閣は総辞職することになります。
じゃあ意味ないじゃんと思いますよね。
なんでこんなことをするかというと最初の総辞職と総選挙後の総辞職では同じ内閣総理大臣が誕生できるかどうかの違いです。
不信任を突きつけられて「わかった総辞職する」とした場合、衆議院は不信任を突き付けているわけですから同じ内閣総理大臣にはなりません。
けれど衆議院を解散して総選挙をした場合、新しい衆議院となって解散前の衆議院と人が変わります。
前の衆議院からは不信任を突きつけられましたが新しい衆議院ではまた同じ内閣総理大臣を指名することもあるわけです。
もちろん新しい衆議院が前の衆議院とほとんど同じ人が選ばれたら同じ内閣総理大臣が指名されることはないよ。
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